アウェイツアー3日目

ムスメも私も体調が回復傾向。天気も雨は降らないという予報。

19時のフライトまで十分に時間があるので、吉野ヶ里遺跡を巡り、博多に戻るプランとなった。

佐賀駅からローカル線で15分ほど吉野ヶ里公園駅。天気が好転して、蒸し暑い。遺跡の入り口はここから歩いて７００ｍ。のんびり歩いているが、予想外に暑い。民家や畑の真ん中を通り抜け、やっと見えた吉野ヶ里歴史公園入り口。

日曜日だけど、人手は疎ら。ちょっと寂しい。入場料大人２８０円

係員は皆、古代人の格好でちょっと雰囲気作りはしている。土偶作りや勾玉作りなど体験コーナーも充実しているようだけど、小さな子供連れにはハードルが高い。

薦められた順路に従って歩いていくと、物見やぐらなどいかにもな建築物が広がるエリアにたどり着く。暑いのでベンチで休憩。手持ちのお菓子を食べたりジュースを飲んだりして暑さで消耗した体を休める。ムスメは芝生の上を嬉しそうに駆けたり、休憩中のパパからカメラを撮り、なんだかイタズラしてたけど、いい写真を１枚撮っていた。

忘れてはならない、この方も旅に同行

やぐらの上から

こういう集落を２つほど巡り、王の墓をみて、電気自動車が走るルートに出た。車に乗せてもらい、入り口に戻ってきた。これに乗らないで戻るなんて考えられない。暑いし。電気自動車は意外とスピードが出て爽快だった。

再び、ＪＲの駅に戻り、ローカル線で博多方面に。前夜にサッカーをみた鳥栖まで各駅。そこまでローカルな駅を止まっていくのだが、ちょっと発見。

「原」という字をこのあたりでは「はる」「ばる」と読ませる。沖縄の地名で「南風原（はえばる）」「山原（やんばる）」というのは知っていたけど、九州北部でもそう発音することがあるのがちょっとびっくり。

「中原（なかばる）駅」「原田（はるだ）駅」と読んでいた。

日本のどのあたりから読み方の別れがあるのか、そういう雑学的なこと結構好き。

初めての九州（屋久島と鹿児島ちょっと滞在はあるけど）で、新しい発見があった。

鳥栖で快速に乗り換え待ちの間、夫は売店でビールと名物らしいシュウマイを買ってきた。このシュウマイ、味がしっかりしていてしょうゆとかかけなくてもいける。車内でビール片手に最高のつまみでした。ムスメは乗り換え前からぐっすり寝ているし、しばしゆっくり旅気分。

博多に行って大宰府へいくプランも考えたが、私の体調ももどり、最後に夫の友人おすすめのラーメンを食べて帰ることにした。

こちら。魚介豚骨がおすすめということで、チョイス。夫と時間差で作ってもらい、ムスメに邪魔されずラーメンをすすった。豚骨の臭みも魚介の臭みもなく、両方の味がバランスよく融合したスープ。焼き豚が炙られていて香りよい。麺はもちろん細麺。固めに茹でてもらったので、少しスープとの絡みが足りない感もあるが、おすすめしたい一品です。

 

ムスメはやさしい夫から少しラーメンを食べさせてもらったけど、お腹がへっちゃうかなと思われ、川沿いの住宅地を抜け、再びキャナルシティに。ちょうど入り口で子供たちが水遊びをしていたので、ムスメも参戦。最初はどうして床から水がピュっと出てくるか不思議そうにしていたけど、途中から他の子に混じってキャッキャとはしゃいでいました。最後は隣のこがすっ転んだのにシンクロするかのように、ムスメもしりもちをつきゲームオーバー。楽しいひと時でした。

再び博多駅。ここでおみやげを買って、空港に戻りました。

帰りの飛行機の座席指定をしておかなかったら、もう並んで座る席がなし。大誤算でした。ツアー企画者として失格。予定通り、帰りのフライトでもムスメは行きと同じように泣いてくれました。帰りも両サイドいい方で叱られることもなく帰ってくることができました。ほんと救われた。

めーいっぱい遊んで、疲れたし、体調不良・天候不良もあったけど、家族3人いい思い出ができた3日間でした。またマイルをためてどこか行ってみよう！