ラストデー

やっと副鼻腔炎の症状が落ち着いてきました。

珍しくしっかりときっちと薬を飲みました。しかし、気づけは今日で2012年も最後。

いろいろありすぎた一年でした。

　・保育園に入れるか心配の日々

　・復職してどこの部署になるのか心配の日々

　・引越し

　・復職

　・復職したら、大変なこともあるけどやっぱり職場・仕事が好きな日々

　・子供のイヤイヤ期にぶちぎれた日々

　・子供のイヤイヤ期になれてきた日々

書ききれません。

 

そして、2012年12月31日を以って私が学生時代学校の次に通ったアルバイト先「フォーシーズンズホテル東京椿山荘」も最終営業日。フォーシーズンズが撤退することになり、2013年からは「ホテル椿山荘」になります。

 

このホテルでバイトしたきっかけは、時給が良かったことと英語が多少使えるとバイト雑誌に書いてあったから、どんなホテルかも知らず、ただ椿山荘に隣接しているくらいしか知らなかった。いきなり面接に総支配人の外人のおじさんがいたり、ちょっとびっくりだったけどとてもフレンドリーで、自分の紹介とかしてよく話を聞いてくれた思い出ある。で、あっさり採用。配属されたところはスパヘルスクラブのラウンジのウェイトレス。

 

ここはクラブの会員になっている方とホテル宿泊客だけが入れるところで、宿泊していても結構なお値段。そして、この会員になるのは相当なステイタスの方ばかり。主にこのクラブ会員の人との接点が多くて顔なじみなるといろいろおしゃべりしたり、普段の生活じゃなかなか聞けない話しが聞けたり、いろんな方がいてほんと勉強になった。

 

そして、スタッフも社員の人、契約社員の人、アルバイトといろんな形態で働いているけど、お客さんからすれば皆スタッフなので、甘えは許されないしお客さんからお金を貰ってサービスを提供するっていうことをいろんな人から教ったし、仕事を効率よく進めることとか、お皿の拭き方、お茶の出し方などなどいろんなマナーも。社会に出る前の2年間、学校じゃ教えてもらえないことを経験させてもらった。私にとって第2の学校です。

 

そんな、ホテルの一部が無くなってしまうのは残念で、最後にプレートの前で記念撮影したり、内部を撮影したりしてきました。旦那に車だしてもらって、外で待っていてもらったので、ほんの駆け足で見学。フォーシーズンズのロゴいりノベルティグッツとか買いたかったけど、もう無かった。フォーシーズンズ最後の日に宿泊されるお客さんも、私と同じように名残惜しそうにプレート前で写真を撮っていたりしていた。

 

東京に欧米のラグジュアリーホテルが増えたさきがけでもあるホテルなので、残念で仕方がありません。ま、椿山荘のお庭とホテルの営業は続くので、新しい体制の下でのホテルがどうなっていくのか期待して、引き続きあの椿山荘の素晴らしい空間と調和した都会の中でもゆっくり過ごせるホテルとして頑張っていってほしい。